ボクシングの世界ヘビー級4団体統一戦(19日、英国・ロンドンのウェンブリー競技場)でWBA、WBC、WBO同級王者オレクサンドル・ウシク(38=ウクライナ)はIBF同級王者ダニエル・デュボア(27=英国)と激突する。

 パウンド・フォー・パウンド(階級差のない最強ランキング)では世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)を抑えて、1位に君臨するが、ウシクは再び「世界最強」であることを証明するため、昨年5月にタイソン・フューリーを倒して以来となる2度目の世界ヘビー級ベルト統一に挑む。

 英「BBC」など各メディアによると、17日に記者会見したウシクは「私はこの若者を尊敬している」とし、年齢が11歳も離れていることに「デュボアはやる気満々だけど、私も同じだ。私は年寄りではない。38歳は年寄りじゃない。どうなるか見てみよう」と語った上で「あと2回だ。今回と次回だ」と自身の去就にも言及した。

 2度目の対戦となるデュボアについて「ダニエルは成長したと思うし、今ではチャンピオンベルトも持っている」としながらも「でも私もずっと同じ場所にとどまっているわけじゃない。自分自身も成長してきたんだ」と自信を示した。ちなみにデュボアは心境を聞かれ「今はセックスしたいだけ」とし「俺は自分のシナリオを書く。俺はベルトを勝ち取り、男になる」と語ったという。

 ウシクの次戦については、すでに2連勝しているフューリーが引退を撤回し、3度目の対戦を熱望している。ウシクは「わからない。今はダニエルとのことだけを考えている」とコメントした。