女優の遠野なぎこさんが亡くなったことが明らかになった。45歳だった。親族が17日、遠野さんのブログで「このたび、遠野なぎこ(享年45歳)が永眠いたしましたことをご報告申し上げます」と公表。「故人の名誉のため、死因についてもご説明申し上げます。現在、警察の見解によりますと、事故によるものであり、自死ではございません」と明かした。
遠野さんは小学生だった1991年にデビュー。NHK大河ドラマ「八代将軍吉宗」、TBS系「未成年」(ともに95年)やNHK連続テレビ小説「すずらん」(99年)でヒロインを演じるなど子役として活躍した。近年はバラエティー番組やワイドショー番組で毒舌キャラとして親しまれている。
遠野さんは生前、母親から虐待を受け、15歳の時に摂食障害と診断されたと公表。当時から精神安定剤を服用し、その後に一時断薬、最近になって新しい薬を服用していた。
摂食障害は体重増を懸念して食事摂取が困難になるなどの疾患で、近年は広く知られている。
遠野さん今年4月、都内で行われた映画「渇愛」のイベントにゲストとして登場し、摂食障害に苦しむ少女を描いた同作に関連して自身も30年間、摂食障害と闘っていると改めて言及。その症状への理解を深めてほしいと切々と訴えていた。
本人を知る複数の関係者は、遠野は摂食障害と診断された15歳当時から心療内科で精神安定剤を処方され、症状と闘っていたと証言する。
「遠野さんはこれまでイベントのトークショーや番組の収録で服薬で対応していたことを包み隠さず話してきました。それは摂食障害をより知ってほしいとの思いがあったから。毒舌キャラですが、摂食障害で苦しむ人、支える人の力になりたいとの意思が非常に強いです」
遠野は16年2月のブログで、「二年ほど前に、全ての精神薬を医師の指示のもとにおいて断薬しました」と報告。「それを機に二年以上精神科にはお世話になっていない状況です」といい、回復基調にあると明かしていた。摂食障害の症状表出も落ち着いてきたとしていた。
ただ、今年6月26日のブログではクリニックへの通院とともに訪問看護の利用開始を明かし、うつ病であることを報告。「さっき処方箋薬局にも行って新しいお薬を頂いて来たし、少しでも良くなっていくと良いなぁー」と記していた。











