俳優の中島歩が良い人役からダメ男まで大活躍だ。さまざまな役柄をこなせる〝カメレオン俳優〟として、注目度を増している。
俳優の仲野太賀が主演するNHKの大河ドラマ「豊臣兄弟!」では浅井長政役を演じ、第17回「小谷落城」では見事な最期を遂げた。宮崎あおい演じる妻の市を最後の最後まで思いやるという優しさあふれる長政を演じたことで、人気を博した。
中島が演じる優しい役柄は昨年のNHK連続テレビ小説「あんぱん」でも見られた。ヒロイン・のぶ(今田美桜)の最初の夫である若松次郎という役を演じたのだが、誠実で物腰の柔らかい一等機関士として描かれ、視聴者から「次郎さん」と親しまれた。ある芸能関係者は「『豊臣兄弟!』で長政として登場した時にはSNSで『あんぱんの次郎さんだ』と話題になったほどです」。
物腰の柔らかい優しい男というイメージを持たれている中島だが、現在、配信中の戸田恵梨香が主演するネットフリックスのドラマ「地獄に堕ちるわよ」では、細木数子さんの若いころに近づくミステリアスな不動産会社社長の須藤豊を演じている。「地獄――」での中島はクズ男とでも言ってよさそうな役柄だ。昨年の木村文乃が主演したドラマ「愛の、がっこう。」(フジテレビ系)で中島が演じた役柄も、平気な口調でうそをつき、奇行や奇言を重ねるというクズっぷりが評判だった。
前出の関係者は「『豊臣兄弟!』と『地獄――』を見た人にとっては、あまりに役柄が違いすぎて〝同じ役者なの?〟と思ってしまう人も出るほどです。良い人役もダメ男もどちらもできる幅の広さが中島さんの大きな魅力と言ってもいいでしょう。昨年からの『あんぱん』に『豊臣兄弟!』、『地獄――』での出演で注目度はアップしています」。この先、引っ張りだこになるのは間違いないようだ。












