女優でタレントの遠野なぎこ(45)が住む都内の自宅マンションで女性の遺体が発見され、10日で1週間を迎えた。いまだに本人の安否は明らかになっていない。そんなか「私に何かあったら…」と約束を交わしていた作家がいた――。
遠野は昨年3月、家庭問題などを取材している作家の吉川ばんび氏のインタビューを受けた。独身で愛猫家だが、飼い猫の蓮くん、悠くんをそれぞれ2016年6月と20年5月にみとっている。インタビューがあった日には吉川氏に「また飼いたいなあ」「でもひとり身で一人暮らしだし…。無責任なことはできない」とこぼした。
吉川氏は遠野にとって猫の存在が心の支えになると感じた。そのため、「何かあった時に私が引き取り手になることもできます。飼うことを前向きに考えてもいいんじゃないですか」と進言。遠野は驚いた表情を見せ、「すごくうれしいです」と返した。
遠野はインタビュー直後の昨年3月末、吉川氏に連絡した。
「ラグドールをウチに迎え入れようかと迷っています。私に何かあったら本当に引き取ってくれますか?」
これに吉川氏は「何かあったら私が責任を持ちます」と応じた。
吉川氏はこのほど取材に応じ、遠野は当時も2匹をみとった後の喪失感を抱えたままだったと感じたと明かす。
「なぎこさんは蓮くん、悠くんを〝息子〟として育てました。2匹の存在は生きる目標でもあったのでは。それがなくなったのを感じました。『いまだに2匹のことを考えると涙が出る』と」
だからこそ、新たに1匹迎え入れることは心の支えになると感じ、進言した。
遠野は吉川氏に最終確認した直後の昨年4月1日、ラグドールを迎え入れ、飼い始めた。「愁(しゅう)くん」と命名。自身の本名「秋美」から引用した。
一方で、吉川氏とはインタビューで2回ほど会っただけの関係であったのも事実だ。
吉川氏は「なぎこさんに何かあっても私に飼い猫を託すのは安心できないんじゃないかと思って、昨年4月半ばに食事させていただきました」と説明。その後もやり取りを重ねた。
だが、愁くんを飼い始めて1年3か月後の今月3日に遠野の自宅マンションに救急車が出動したことが翌4日、明るみに出た。発見された女性の遺体は捜査当局が鑑定。愁くんの安否も不明だった。
吉川氏は5日、自身のX(旧ツイッター)に「遠野なぎこさんの愛猫・愁くんの所在について、ご存知の方おられませんか」などと投稿し、情報を求めた。
吉川氏は「Xで情報提供を呼び掛け、関係先を捜索した結果、愁くんの無事は確認され、保護されたと連絡をもらいました」と話す。殺処分も回避されそうだという。
ただ、遠野の安否については「報道で知るだけで…」とやはりつかめていない。












