SUPER EIGHTの横山裕(44)が〝クズ夫〟を演じ、〝令和の冬彦さん〟として映像業界から熱視線を注がれている。

 横山は6月27日から配信されているAmazonドラマ「私の夫と結婚して」で、女優の小芝風花が演じる妻の親友と不倫する〝クズ夫〟を熱演。嫉妬深くてマザコン気質のある役どころだ。

 その怪演が話題を呼び、SNSでは「イライラするほどリアル」「怖いのに見たくなる」と嫌悪感と中毒性が共存する希有なキャラクターとして注目を集めている。

 これを制作関係者はTBS系「ずっとあなたが好きだった」(1992年)で俳優の佐野史郎が演じた桂田冬彦になぞらえ、「冬彦さんを彷彿とさせ、視聴者に強烈なインパクトを与えています」とこう語る。

こちら元祖「冬彦さん」の佐野史郎(1993年)
こちら元祖「冬彦さん」の佐野史郎(1993年)

「横山さんは難しいキャラクターを演じるにあたり、監督や脚本家と密に話し合いながらこの役の内面や背景を深掘りしてきた。台本の時点で相当ヤバい役とされましたが、横山さんが想像以上に振り切って演じ、撮影現場では真顔や不気味な笑顔が怖すぎて、これにドン引きするスタッフもいたほど。細かい仕草にも調整を施し、視聴者には不快感を与える〝気持ち悪さ〟をリアルに表現。特にマザコン的な執着を示すシーンでは表情の微妙な変化にもこだわり、冷酷さと哀愁を共存させています。その演技力は映像業界で高い評価を受けています」

 普段はひょうひょうとしたイメージのある横山だが、今作ではまなざしや間の取り方、声色に狂気がにじみ、俳優として新境地を切り開いた。

〝最低夫〟をリアル、かつクセになる存在に昇華させた怪演は、まさに〝令和の冬彦さん〟と呼ぶにふさわしい。