NHK党の立花孝志党首が8日、奈良・近鉄大和西大寺駅前を訪れ、安倍晋三元首相が襲撃された現場に黙とうをささげ、故人をしのんだ。

 安倍元首相は2022年7月8日、第26回参院選の街頭演説を行うため訪れた大和西大寺駅前で、山上徹也被告に手製銃で背後から2発撃たれ、その日のうちに亡くなった。

 この日の正午、駅前の商業施設の奥にある立体駐車場の前に止めた街宣車の上に現れた立花氏は、安倍元首相が襲撃された現場(現在は花壇になっている)に黙とうをささげた。

 長い沈黙のあと、神妙な顔をした立花氏は「安倍元総理に哀悼の意を表するのは、非常に緊張もし、怖い思いもあります」と切り出した。事件発生当時を振り返り「安倍さんが撃たれた一報を聞いた時、どうか命だけは…。そんな思いだった」と心境を明かした。

 故人の人柄について「私は6年前に参議院選挙に当選し、参議院議員になりました。安倍総理はこの国のために一生懸命、身を粉にし、国のためにお仕事をされてる、本当にすてきな方だった」と評した。

 安倍昭恵さんと連絡をとったという。「昭恵さんに昨日(7日)、『大和西大寺に行ってきます』とLINEを送ったところ『ありがとうございます』と返ってきました」と明かした。

 最後に聴衆に向かって「安倍さんのことを思い出していただいて、今回の選挙(参院選=20日投開票)、いつもの生活に生かしていただければ」と訴えていた。