女優の高島礼子と元AKB48のメンバーで女優の込山榛香が2日、大阪市内で行われた舞台「石井ふく子 白寿記念公演『かたき同志』」(8月30日~9月21日=大阪新歌舞伎座)の記者会見に出席した。

 同公演は、2021年4月に95歳で亡くなった脚本家・橋田壽賀子さんが手がけた下町人情物語。9月1日に99歳の誕生日を迎える演出家・石井ふく子氏の白寿のお祝い公演だ。藤山直美演じる「ひさご亭の女将・かめ」と高島演じる「越後屋の女主人・お鶴」の2人が互いのかわいい息子と娘の問題が相重なり、真っ向からケンカになるという。

 役どころについて高島は「公私ともにパワフルなかめさんの敵(かたき)役。先祖代々続いた老舗の呉服問屋の女将(お鶴)をさせていただきます」と説明した。

 過去に東京・明治座で上演された際に同作を見たことがあるという。「ものすごいパワフルな作品だった」と評し、三田佳子が演じたお鶴について「キャリアのかっこいい役の三田佳子さんってイメージだったんですけど、自分を捨てて直美さんと戦ってる姿にものすごく嫉妬(しっと)したんです。私もいつかやってみたいと思っていたら、今回2代目で務めさせていただけることになった。どこまでできるか、自分との挑戦だと思っております」と意気込んだ。

 お鶴の一人娘「お袖」を演じる込山は「お袖は自分の気持ちにまっすぐで、時にはお母さまに反抗してしまう娘」と説明し、高島に対し「私の中で〝憧れのお母さん〟という方。今回、娘としてご一緒できること、大変光栄です」と語った。

 それを受けて高島は「うれしいですね。理想のお母さんなんて言われること、なかなか無いですよ。正直、ガッツポーズしてました。理想の上司とか、そういうのはあったんですが、母親というのは初めてだったんで、ちょっと気合入ります。こうなったら、お袖を大事にするために、(藤山演じる〝かめ〟から)一生懸命守っていきたい」と気合十分といった様子だった。