13日からイスラエルとイランの戦争が続いているが、イスラエル国防軍(IDF)がイラン革命防衛隊の最重要人物を次々と殺害し、核兵器開発能力を奪いつつある。終結のためにトランプ米大統領が乗り出すための、お膳立てが整ったとの見方もある。戦争の行く末を左右するのはあの美女かもしれないという。

 イランの最高指導者ハメネイ師がロシアに亡命する準備を進めているとの臆測まで流れている。

 その親イランのロシアのメディア「ツァルグラード」ですら先日、「イランはすでにこの戦争に敗れている。そして、自国の発展を犠牲にしてまで古い体制を保持することを重視したために敗れたのだ。その代償を払ったのだ。『改革』と『敗北の脅威』のどちらかを選択する者は、最終的にはまず敗北し、その後に改革を受けることになる…もちろん、生き残ればの話だが」と報じたほどだ。

 イスラエルとイランは国境を接していないので、白兵戦はなく、長距離ミサイル攻撃、戦闘機による爆撃でやり合っている。イスラエルが攻撃開始からわずか6日でここまで有利に進めたのは、長い期間、準備をしていたからだという。

 軍事事情通は「モサド工作員が長年、イランに武器を密輸していたんです。ラファエル・スパイク精密誘導ミサイルシステムを遠隔操作し、イラン国内からイラン防空網の一部を破壊したとみられています。イスラエルがイランの防空網を破壊したことでイランの空が脆弱になり、イスラエルの戦闘機が正確な精度で、イラン軍の重要人物や核開発施設など、標的を破壊できるようになったのです」と語る。

 そんな中、トランプ氏は17日、ハメネイ師を暗殺できると直接警告し、「彼は格好の標的であり、どこに隠れているかも分かっている。少なくとも今は彼を排除したくない」と述べた。トランプ氏はイランに対し無条件降伏を要求し、米国の忍耐は限界に達していると付け加えた。そして、米軍によるイラン・フォルドゥの核施設への攻撃も検討しているという。

 核兵器開発のためのウラン濃縮施設の多くは、IDFの攻撃により、直接もしくは電力供給が遮断したことで〝破壊〟されたという。

 先の軍事事情通は「要塞化された山の地下奥深くにあるフォルドゥの施設が残るのみという状況のようです。90m以上の岩盤に守られており、イスラエルが持つどんなミサイルを撃ち込んでも無効で、米国のバンカーバスターGBU―57だけが破壊できるといわれています。ここが破壊されると、今後30年は核兵器開発ができなくなります。トランプ氏がゴーサインを出すかどうかだけです」と語る。

 当初、介入に否定的だったトランプ氏だが、現在は介入の可能性が高まっている。

 米国事情通は「トランプ氏も第一次政権の時からイランの核兵器開発を止めたかったのに、実行は難しかった。しかし、今回、イスラエルのネタニヤフ首相が〝戦争〟を行うという汚れ仕事をしましたし、イスラエル国内にイランのミサイル攻撃を受けています。トランプ氏にとって、ここで乗り出しても、イランへの侵略ではなく、同盟国イスラエルを助けるという大義名分となります」と言う。

 最後のひと押しは、娘のイヴァンカさんの存在かもしれない。

「イヴァンカさんの夫で、トランプ氏の娘婿ジャレッド・クシュナー氏はユダヤ人で、ネタニヤフ氏が首相になる前からクシュナー家と親交があります。現在も関係は続き、ネタニヤフ氏が訪米すると、クシュナー氏の私邸に宿泊するほどです。そして、イヴァンカさんとクシュナー氏には子供、つまりトランプ氏の孫がいます。イスラエルの問題は、トランプ氏にとって家族の問題なのです」と同事情通は指摘している。