映画会社の東映は、現在開催中のプロジェクト「さよなら丸の内TOEI」で、長年劇場で使用されてきたスクリーン、緞帳、座席シートなどをアップサイクルし、数量限定のメモリアルグッズとしてファンに届けるクラウドファンディングを開催すると発表した。

 1960年9月20日に開業した、東映最後の直営館である東京・銀座の「丸の内TOEI」は、7月27日に閉館することが決まっている。閉館に向けて、約65年という長い歴史のグランドフィナーレを彩るプロジェクト「さよなら丸の内TOEI」を実施している。

 その一環として今回、長年劇場で使用されてきた備品を届けるクラウドファンディングを6月2日午後6時からCAMPFIREにて開始する。

 このクラウドファンディングで返礼品としてラインナップされている商品は、【座席生地をパッチワークしたスツール】【スクリーンを再利用したカードケース(8500円)などの小物】【緞帳を活用した巾着(9000円)、クッション】【座席札を使用して制作するラゲッジタグ(7000円)】など。
 
 また【丸の内TOEIで使用されていた座席(30万円・1点限り)・タイムテーブル・座席表(各10万円)】や【「日本戦歿学生の手記 きけ、わだつみの声」のフィルム缶(各10万円)】などの現物のほか、劇場の記憶を手元に残せるグッズや、丸の内TOEIの裏側ツアーなどを含む【支援者限定特別イベントへの参加権(5万円)】などのリターンも多数用意されている。

 クラウドファンディングの開始に向けて東映の吉村文雄社長は「1960年に開館いたしました丸の内TOEIは、いよいよ7月27日を持ってその歴史に幕を下ろすこととなりました。多くの俳優、スタッフが舞台挨拶に立ち、連日多種多様な映画を上映してまいりました本劇場の終焉にあたり、ご愛顧を賜りましたことに心より厚く御礼申し上げます。このたびのプロジェクトで制作するアップサイクル商品は、お手元で永く丸の内TOEIを感じていただけるように東映スタッフ全員から皆様へ感謝を表したものになります。これからも東映は引き続き皆様に愛していただける”ものがたり”を全世界に発信し続けてまいります。ご期待ください」とコメントしている。