AIエンジニアの安野貴博氏が8日、都内で会見し、新党「チームみらい」を結党し、参院選に10人以上を擁立し、自身は比例代表からの出馬を表明した。

 安野氏は昨年の都知事選に立候補し、落選したが、デジタルに軸足を置いた政策で注目を引き、都の「GovTech東京」のアドバイザー就任や衆院のAI推進法案で参考人招致されるなどしていた。

 この1年の活動を通じ、安野氏は「テクノロジーで日本を良くしていくための最短経路で、最善の道は自ら永田町に議員として入っていくこと。既存政党に入るような形は利害関係がある。厳しい道だと理解しつつも自ら政党を立ち上げた」と結党の経緯を説明した。

 政治団体が参院選比例に出馬するには選挙区を含めて10人以上の候補者を擁立する必要がある。安野氏は10人のメドはついているといい、複数議席の獲得と国政政党の要件を満たしたいとした。

「戦後日本で30代の党首がゼロから国政政党を設立できた例はかつてありません。永田町の新陳代謝を促し、硬直化しているシステムを進化させるきっかけになると考えている」と安野氏は意気込んだ。