女優・のんが27日放送のTBS系日曜劇場「キャスター」第3話に出演し、11年ぶりに民放キー局のドラマに〝復帰〟した。

 のんが演じたのは、新たな万能細胞であるiL細胞を発表した大学の研究員の篠宮楓。これは画期的発見で、再生医療に革命を起こすとして注目を浴びた。ただ、実験データの改ざん疑惑が浮上し、窮地に追い込まれた。

 篠宮は悲痛な表情で「iL細胞は存在するんです!」と報道番組ADの本橋悠介(なにわ男子・道枝駿佑)に訴えた。

 第3話のストーリーと「iL細胞は存在する」のセリフは、2014年のSTAP細胞問題をほうふつとさせた。理化学研究所の小保方晴子さんは当時、記者会見して「STAP細胞はあります」と主張した。

 のんは15年に当時の事務所とのトラブルが表面化し、16年に独立して現行名に改名。テレビ各局は事務所に〝そんたく〟したとされ、のんはドラマから消えた。ただ、本人はくすぶることなく映画などで活躍し続けた。今回のドラマ出演は14年放送のフジテレビ系「世にも奇妙な物語」以来、11年ぶりだった。