お笑いコンビ「メッセンジャー」の黒田有が25日、MBSテレビ「よんチャンTV」に出演。和歌山県白浜町のテーマパーク「アドベンチャーワールド」のパンダ全4頭が中国に返還されるニュースにコメントした。
帰国するのは、良浜(らうひん、24歳)、結浜(ゆいひん、8歳)、彩浜(さいひん、6歳)、楓浜(ふうひん、4歳)のメス4頭。日中双方で現在進行中の「ジャイアントパンダ保護共同プロジェクト」の契約期間が8月で満了となり、日中双方で協議を行った結果、4頭の負担のないように比較的気温の涼しい6月に帰国することになった。
白浜町の大江康弘町長は同番組の取材に「寝耳に水でした」と報道によって返還を知ったと告白。「こういう状態になったときに観光地としてのあり方の転換点、パンダ頼みだったというところの私は転換点だなと。今回のことはそういうふうに受け止めています」と述べた。
黒田は「なぜに町長にもっと早く連絡が来なかったのかがすごく不思議なんですよ。というのも、県としても大損害でしょ」と素直な気持ちを吐露。
白浜町は〝パンダの町〟として、宿泊地のおみやげや公共交通機関のデザインもパンダであふれているが「お客さんが来ないだけのことではなく、プレゼントとかおみやげとかアメニティグッズも、バスも全部(デザインを)変えるとなったら、かなりの金額いっちゃうと思う。その補償とかも考えたときに、なぜ町長とか県とかが知らなかったんであろうというのが、ちょっと不思議なんですよ」と首を傾げた。
中国政府は外交で相手国との友好関係を築くため、パンダを利用する「パンダ外交」を展開している。返還後はパンダを呼び戻してほしいという声が高まりそうだが、黒田は「パンダはみんなかわいいと言うけど、それを外交の手段とされたときにもっと広い目で見ないと。パンダは欲しいけど、『じゃあこっちの条件飲め』って言われた時に、それって全然違う話になってる。にもかかわらず、国内で『パンダが欲しい』という声が高まっちゃうと、政治的な部分でバランスかなり崩れる」と怪訝な表情を浮かべていた。












