ボートレース多摩川の「第60回東京スポーツ賞」は23日、優勝戦が行われ1号艇の野口勝弘(38=愛知)が逃げて1着。2023年11月以来1年5か月ぶり通算4回目の優勝を達成した。
 コンマ07のトップスタートを決めて先マイ。1Mやや流れて2コースから差した平田健之佑に迫られるシーンもあったが、バックで振り切ってVゴールを駆け抜けた。

 コンビを組んだ64号機も完璧な仕上がり。「レース足が良かった。1Mではターンマークを外してヤバいと思ったけど出足から行き足のつながりが良くて何とかなった。エンジンさまさま」と、機に感謝しきりだ。

 当地初V。「3年半ぐらい前に多摩川で転覆して左腕を骨折して半年休んだ。あのケガで体づくりからもっと真剣に考えるようになった。ボートレーサーとして意識が変わったし、勝率も上がった。今思えばいいケガだったかな」と、さまざまな思い出がある水面での美酒に喜びもひとしおだ。

「今年の目標が、まずは1回優勝することだった。今はホッとしている。今後も上を目指してしっかり走りたい」と、さらなる飛躍を誓った。