ボートレース多摩川の「第10回ドコモSMTBネット銀行賞」は6日、中盤戦のヤマ場、予選3日目の熱戦を展開した。
地元・東京支部のベテラン阿波勝哉(53)は、ここまで4走未勝利ながら3着2本、4着2本と中間着を並べて得点率5・00、第22位タイに粘って、予選突破の可能性を残している。
近年、チルト3度の強伸び仕様、大外6コース発進のスタイルがにわかにブームとなってきているが、その先駆け、〝元祖〟ともいえる存在がこの阿波だ。
とはいえ、そんな阿波もここ数年は〝伸びないエンジン〟に手を焼き、枠なりスタイルにシフトチェンジを強いられた。「(枠なり進入にして)ちょうど1年がたちました。まだうまくいってないけど、今はまたレースが楽しいんですよ。今までやったことがないことに挑戦できていることが…。この気持ちが大事ですね」と苦戦を強いられながらも、いまだにチャレンジャー精神を貫いている。
今節は素性の冴えない65号機で「足はダメでしたね。押し感が全くないんですよ。ただ、伸びだけは下がることはないので、4日目は外枠を残していることもあるのでチルトを2度に跳ねて以前のスタイルでやってみます」と、往年のスタイルで臨むつもりだ。「どこまで伸びをこさせられるか」と課題はあるが、乾坤一擲のカマシ戦から目が離せなくなった。












