格闘技イベント「RIZIN.50」(30日、あなぶきアリーナ香川)で、日本拳法の強豪・木村柊也(24)が柔術家の横山武司(28)に54秒TKOで快勝した。

 木村は、明治大学在学中の2019年に、全日本拳法個人選手権大会で優勝。大学1年生での優勝は、同じ徳島県出身で明大の先輩でもあるプロレスリング・ノアの拳王に続き史上2人目の快挙となった。その後も同大会を連覇し、全日本学生拳法個人選手権大会も3連覇するなどし、総合格闘技に転向した。

 この日は緊張感のある中でゴングが鳴らされると、木村はステップを踏みながら横山と対峙。2度、イマナリロールの形でグラウンドへの引き込みを狙われるも、かわしてタックルも切ると、強烈なパンチをボディーに叩き込む。さらにローキックを放ってから右のパンチでアゴを打ち抜き、ダウンさせる。そこにパウンドを振り下ろし、とどめを刺した。

 1ラウンド54秒での快勝に「横山選手、ありがとうございました」としてから「RIZINファンの皆さん、格闘技ファンの皆さん、はじめまして! 『1R一本で負けるだろ』っていう声が多かったんですけど、どうですか?」と、してやったりの表情。さらに「これが日本拳法です。まだまだ強くなるので。チャンピオン取ります!」と話し、歓声を浴びた。

 この勝利をPPVで見届けた拳王は「おめでとう!」と大喜び。さらに「今日のKO勝利でスター街道に乗ったと思う。トップを目指してこれからも頑張って」と期待を寄せた。