女優の鈴木保奈美(58)が都内で26日夜、米映画「HERE 時を越えて」(4月4日公開)の公開記念イベントに登場。ちゃめっ気を炸裂させた。

 同作は、アメリカのある場所に固定したカメラで、紀元前から現代までを定点観測、そこに代わる代わるやって来る家族の生活を描いた。そのメインとなる1組の夫婦役はトム・ハンクスとロビン・ライトで、1994年の名作「フォレスト・ガンプ/一期一会」のキャストとスタッフが今作で再集結した。

 上映後のイベントとあり、鈴木は「静かに映画の余韻に浸ったり、あるいはお連れの方と感想を語り合ったりされたい時間帯かと思いますが、もう少しお付き合いください」と遠慮気味にあいさつ。ビックリして目が離せなくなったという映画の感想を、こう語った。

「いいのは、誰も死なない。亡くなる方はいるんですけど、誰も殺されない。宇宙人が襲ってくるとか、巨大な陰謀とか、そういうバタバタしたことが全くなく、本当にどこにでもいる家族のどこにでもあるお話なんですけど、丁寧に丁寧にそれを追っていくだけなのに、どうしてこんなに引き付けられるんだろうって…」

 ハンクスは10~70代までを演じた。超最新のVFX(視覚効果)で、何千枚という昔の本人写真を現場で組み合わせ、デジタルメークを作成した。こうした手法で撮りたいとオファーが来たら、鈴木は「新しくて面白そうなことは何でもやってみたい」タイプだそうで、「気持ちだけはやってみたがります」。

 すかさず司会者が「鈴木さん、『東京ラブストーリー』(1991年の代表作ドラマ)の写真とかが…」と振ると、「ね~、どうなっちゃうんでしょうね~。…ちょっとまだ想像がつかないですけども…。怖いです」と語った。

 こうした芸能イベントに鈴木が出てくるのは久しぶりとあり、会場の小映画館では前例がないくらい多くの報道陣が詰めかけた。フォトセッションでは、「時を越えるような笑顔で」とカメラマンからリクエストされ、鈴木は「ど~すればいいんですか~!」と困りながらも満面の笑みで返していた。