RIZINは3日、格闘技イベント「THE MATCH2」(5月4日、東京ドーム)のメインイベントで予定されていた朝倉未来―平本蓮の再戦を中止すると発表。平本が練習中に右肩を負傷して全治6か月の診断を受けたためで、オンライン会見では「本当に試合を楽しみにしてくれたファンの皆さんたちには、がっかりさせて申し訳ないなという気持ち」と謝罪した。

 昨年7月の「超RIZIN.3」で行われた初戦は、平本が未来に1ラウンドTKO勝ち。未来は試合前の宣言通り「負けたら引退」となった一方で、勝者の平本には音声データが流出するなど〝ドーピング疑惑〟が勃発した。検査結果は「シロ」だったが、大騒動に。昨年大みそか大会で、榊原信行CEOが「『世紀の一戦』と銘打ってやった割には『後味悪いよ』って。モヤモヤしかねえよって」と、未来の引退を撤回させて再戦を発表していた。

 そうした経緯があっただけに、平本は「自分のドーピング問題がまた騒がれていたりとか、変なやからが絡んできて、すごい言われるというか。めちゃくちゃ俺に『お前、ステロイドだ』とか言ってくる人間がいる」と、騒動が続いている現状を明かした。

 その上で「RIZINさんとも話して、どっかのタイミングで僕に検査が来るみたいなんで。その辺もいつでも、ケガしているんで、何でもいつでも受けるんで。その辺の対応もしっかりしていきたい」。大会以外の場で予告なく行われる、いわゆる「抜き打ち検査」を受けることも表明した。

「しっかり治して必ず復活したい」という平本は、ドーピング騒動にも向き合う覚悟を示した。