落語家の立川談春(58)が28日放送の「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演。落語を覚えることに役立った術を明かした。

 4歳のころから競馬が好きだったという立川は「競馬場に行って見ることもないんですけど、馬が走っているのを見せると黙って見ている子だったらしいんです」と話し「実況っていうのにすごく興味を持って、実況をするようになった。最初はモノマネなんです。関西テレビの杉本清さんって方がいらっしゃって、その人のまねしてたんですけど」と幼少期を振り返った。

 その後は自ら実況をするようになったといい「朝、スポーツ新聞でその日の1番大きいレースの出場する馬の名前を覚える。覚えた馬の名前で架空実況をする」と明かした「子供が覚えやすい馬の名前がときどきいて、妙にその馬ばっかり僕の実況に出てくるんですけど、レースになるとあんまりそいつが強くない。悲しい思いをしながら…」とエピソードを交えて告白した。

 その経験が落語を覚えるのに役立ったようで「とりあえず覚えて、うろ覚えでもしゃべる。何かで言葉をうずめるっていうのを、全く意識してないんですけど、小学校高学年になるまでずっとやっていました」と回想し、黒柳徹子の前で実際の〝架空実況〟を披露した。

 さらに「だいたい落語家さんって『落語ノート』を作る。僕は落語ノートってなくて、全部耳で覚えている」と述べ「幼少期の架空実況中継で、特殊な働き。耳で聞いたものを音声に変えるっていう…」と自身に身についた術を語った。