東京五輪柔道男子66キロ級金メダルの阿部一二三(26=パーク24)が、代表に内定しているパリ五輪への決意を語った。

 4日から都内で行われている全日本合宿に阿部は参加中で、8日の公開練習前に取材に応じた。男子は2月に100キロ級のウルフ・アロン(28=パーク24)が最後の内定枠を勝ち取り、全ての階級で五輪代表選手が出揃った。阿部は「全階級が決まって、ようやく近づいてきたなという感じが強まってきた。緊張感が高まっているのは今年に入って自分自身も感じているので、より一層気が引き締まった」と意気込んだ。

 2024年のテーマには「圧倒的に勝つ」を掲げた。「今も圧倒的に勝つ練習ができている。パリという舞台で力を証明できたら」と自信をみなぎらせている。

 妹の阿部詩(23=同)もすでにパリ五輪52キロ級の代表に内定しており、21年の東京五輪に続くきょうだいでの五輪連覇への期待も高まっている。「立ち位置でいったら一緒なので、今はある意味いいライバル。妹がいるから負けれないなとも思うし、トレーニングも妥協できない。嫌でも意識は絶対してしまうが、それによって2人で盛り上がっていければ。自分自身プラスにしかならない」と共闘を誓った。