20日に準強姦容疑で警視庁に逮捕された映画監督の榊英雄容疑者(53)が女性を誘う巧妙な手口について、30代女優が証言した。

 榊容疑者は2016年5月、東京・港区のマンションで演技指導を名目に、女優志望の20代女性に性的暴行を加えた疑いが持たれている。本人は「えん罪です」と容疑を否認。複数の女性からの被害届が出ており、警視庁は捜査を進めている。

 22年に週刊誌などで若手女優や女優志望者らに性行為を強要した疑惑を報じられ、自身の監督作品である同年の「蜜月」「ハザードランプ」が公開中止に追い込まれる騒動になった。榊容疑者は謝罪し、監督としての活動を停止していた。

「一連の報道のずっと前から業界では〝榊組はヤバい〟との評判が流れていました。定期的にワークショップを主催して女優の卵を狙っていた。ワークショップが終わった後、演技指導などをエサに自宅や飲み会に誘っていたんです」(映画会社スタッフ)

 30代女優Aは匿名を条件に榊容疑者の巧妙な手口を明かした。

「榊さんは関係を持った若手女優を実際に作品に抜てきすることも多かった。その子を飲み会に同席させることもあり、『こいつは俺と寝たから抜てきした。肝が据わっている』などと堂々と語ることも。〝こんなのは当たり前〟といった感じでした。世間知らずの駆け出しの子なら『そういう業界なのかな』と思ってしまいます」

 前出の映画会社スタッフによれば、若手女優らに手を出すという悪評を指摘するスタッフも少なからずいたが、榊容疑者は「もうそんなことやっていない」とあっけらかんと答えていたという。