漫画家のやくみつる氏が10日、TBSラジオ「土曜ワイドラジオTOKYO ナイツのちゃきちゃき大放送」に生出演。日本テレビドラマ「セクシー田中さん」をめぐる一連の騒動に言及した。

 やく氏は「私の漫画は時事漫画なので、まったくジャンルが違うんでね、同じことを想定することすらできない」と自身の立場を明確にしたうえで「時事漫画で『載せる』『載せられない』でモメることが3年に1回くらいあるんです。これはどうしても載せられないっていう」と明かした。

 これについては「事実誤認という指摘を受ければそれはもう引っ込めます」としながら「誰それに忖度をして…というような理由で連載を拒否されると、それは抗議するわけです。昔はその瞬間にケツをまくって降りてた」と過去にトラブルがあったことを匂わせた。

「セクシー田中さん」問題で注目を集めている、作家(原作者)の立場について「組織に守られている人はまず個人名が出てこない」と制作側への不信感を明かす。

「例えば『クライアントさんがこう言ってる』っていうなら『それはどこの部署の誰なんだ?』と。それを明らかにしてくれって。でも絶対出てこない。もしかしたら、何も知らないようなヤツかもしれないじゃないですか。少なくとも、当事者の間での交渉の際は『個人名を出してくれ』ってことは常に言います」と自身の考えを明かすと「プロデューサー氏が、小学館が(とかではなく)それは一体誰の連絡でっていうのは当事者の間で共有してほしい。じゃないと個人は組織の下に隠れてしまう」と指摘した。