落語家で歌手の桂雀三郎(74)が15日、大阪・サンケイホールブリーゼで行われた「桂雀三郎withまんぷくブラザーズコンサート」(2月24日)の取材会にミンチスキー東、リピート山中、ボルケーノ赤木、桜花昇ぼると一緒に出席した。

 同4人組バンドは、1996年にリリースした「やぐら行進曲」に収録していた「ヨーデル食べ放題」がヒット。同年、東芝EMIからメジャーデビュー。2001年にはプロ野球・読売ジャイアンツ公式応援ダンスソング「ヨーデル勝ち放題」を制作し、同年のファン感謝デーには東京ドームで生演奏した。

 同曲は「焼き肉バイキング食べ放題。食べ放題。ヨロレイヒー」という、明るいリズムと覚えやすい歌詞で日本人なら誰でも耳にしたことがあるだろう。

 同曲を作詞作曲したリピート山中は「長く親しんでいただいて、今、大阪の鶴橋駅の(電車の)発車メロディーにもなっている。スーパーの肉売り場でも流れてる。無断でね」と笑わせ、「無断でも何でもいいんです。聞いてくださって、知ってくださってるありがたさというものを日々感じています」と笑顔を見せた。

 また「やぐら行進曲」は、居酒屋「やぐら」をテーマにした楽曲で、お店が自主制作でCDを作った。この楽曲とライブ漫談にインスピレーションを得た漫画家・安倍夜郎さんが「深夜食堂」を描いたという。

「とりあえずCD1000枚だけ作ったというのが大きかったですね。話題になって、半年後に売れましたからね。全然音楽の世界とか分かってなかったんで、あの時は、歌ってチョロいなと思ってた」と雀三郎は回想した。

 今回、元OSK日本歌劇団トップスターの桜花がゲスト出演する。桜花は「今、朝の連続テレビ小説の『ブギウギ』でOSKの劇団員も前半でたくさん出させてもらって」と切り出し、同コンサートで「笠置シズ子さんの『ブギウギ』の曲を歌わせていただけたらうれしいかな」とリクエストしていた。