元日本代表FW森本貴幸(35)が、イタリア4部アクラガスでプレーすることはなくなった模様だ。イタリアメディア「Agrigento Notizie」によると、同クラブのGMを務めるグラツィアーノ・ストラーノ氏がついに〝白旗〟を上げたという。

 昨年8月に加入が発表され、10年ぶりのイタリア復帰と話題になったが、手続き上の問題でプレーできないままとなっていた。それだけに、数週間前からピッチに立たないままの退団が報じられていたが、ついにそれが現実となってしまう流れだ。

 ストラーノ氏は「この件は茶番だった。オーナーのデニとマネージャー全員が、買収を完了させるためにあらゆる手を尽くした。飛行機代や弁護士費用も払い、さまざまな費用もかかった。彼には、それが正しい解決策だったと確信したので帰国もしてもらった」と振り返った。

 その上で「労働契約も、住居の手配も、すべてしていた。しかし日本から、イタリアの法律にとって重要な書類を発行することは不可能だったようだ。GMして、責任は私にある。森本をプレーさせられなかったのは残念に思う。みんなに謝りたい」と語った。

 また森本本人の反応については「素晴らしいプロフェッショナリズムで状況を理解していた」。流浪のストライカーは今後はどこへ向かうのだろうか。