川口オートの「スーパースターフェスタ2023 SG第38回スーパースター王座決定戦/スーパースターシリーズ戦 平尾昌晃杯」が30日の4日目、シリーズ戦の準決勝戦を行った。

 その8Rで圧巻の走りを見せたのは地元の佐藤励(23=川口)。試走は3・27秒と断トツ。レースも10線先手を奪い2周回で先頭を奪う速攻劇で後続をブッチ切り完勝。上がりタイムは3・338秒。自己ベストを叩きだし「タイムは100点。うれしい」と笑顔を見せた。

「連日、倒れるくらい仕事したかいがあった。ピストン交換とクラッチ一式を替えた。エンジンは今節の中で1番良かった。スタートも確実に良くなっている」

 前節の山陽GⅠ・スピード王決定戦から毎日ピストンを替え、パワーアップを狙った。その労力が実りマシンは文句なしの仕上がりになった。

 初Vは2022年10月の山陽GⅡ・若獅子杯争奪戦。いきなりグレード戦優勝を手にし強烈なインパクトを与えた。今年はここまで5Vと活躍、前節の山陽でGⅠのタイトルをゲットと着実にトップスターへの道を歩む。今節、王座決定戦トライアルの選手を見て「いいなあ、出たいなあ」と憧れを口にしたが今のスピード、マシンの仕上がりなら、大舞台でも十分勝負できる力は持っている。

 今回優出した他の選手が「あれはヤバい」と舌を巻くそのスピードで圧倒し、今年6回目のVで締め2024年、更なる飛躍=SGのタイトル奪取へつなげたい。