9日(日本時間10日)の米総合格闘技イベント「UFC Fight Night」(ネバダ州ラスベガス)でカルロス・ヘルナンデス(30=米国)に圧勝した〝超新星〟平良達郎(23)が試合を振り返りつつ、さらなる飛躍を誓った。

 1ラウンド(R)序盤、自ら蹴りを放った後に転んで下になるまさかの場面もあった平良だが、その後落ち着いて対処しマウントを奪うなど圧倒。相手にダメージを与えると、2Rは開始早々に強烈な打撃をヒットさせてダウンを奪うとそのまま追撃の鉄槌を振り下ろして55秒でTKO勝ちし連勝を15とした。

 試合を振り返った平良は「最初、スリップしたりとかいろいろあったんですけど」と苦笑いしつつ「段々試合に入り込めてセコンドの声もよく聞こえてプラン通りの試合ができたかなって思います。いろいろ自分の中で会話をしながら動けた試合でした」と笑顔を見せる。UFCでは初のTKO勝ちを「KO勝ちしようとかは考えていなかったんですけど、自分のブラジリアン柔術のベースにいかに今の〝ダメージ優先のMMA〟を落とし込むかを考えて練習してきたので、その成果が出たかなと思います」と満足げに振り返った。

カルロス・ヘルナンデスの首を狙う平良達郎(Zuffa LLC/UFC)
カルロス・ヘルナンデスの首を狙う平良達郎(Zuffa LLC/UFC)

 今後に向けて「次は大きい会場とか、お客さんが入っているところで盛り上げられたらなって思います」と意欲を見せる。さらに「今ランキングには入ってないですけど、ずっと『ベルトを取る』『ベルトを取る』って言っているので。ランキング戦をして『次の挑戦者は平良じゃない?』って言われるくらいまでいきたいなって思っています」と宣言。水垣偉弥に並ぶ日本人最多の5連勝に「本当に光栄です。また6連勝できるように、日本に帰ってランキング戦に向けて動こうと思います」と力を込めるつつ「2024年は勝負の年にします!」と力強く話した。