瀬戸内7県を拠点に活動するSTU48の絶対的エース・瀧野由美子(26)が11月30日、広島・BLUE LIVE HIROSHIMAで卒業公演を開催した。

 STU48初のオリジナル楽曲「瀬戸内の声」でセンターを務めて以降、全シングルで選抜メンバー入りし、累計8作でセンターを務めた絶対的エース。11月3日に広島グリーンアリーナで卒業コンサートを行い、この日の卒業公演をもってSTU48を卒業した。

 卒業公演は「花は誰のもの?」からスタート。アンコールでは同15日にリリースされた10thシングル「君は何を後悔するのか?」を披露。後悔を振り返りつつ、歩んで来た道に思いをはせながら、新しい道を進む決意を歌った楽曲であり、STU48らしいメッセージ性の強い卒業ソングを力強くパフォーマンスした。

 卒業セレモニーでは、瀧野がドレス姿で登場。石田みなみ、福田朱里からの手紙が読み上げられた後、この日のために駆けつけた岡田奈々と「てもでもの涙」を歌唱した。2017年9月からスタートした初の瀬戸内7県ツアー「STU48瀬戸内7県ツアー~はじめまして、STU48です~」で初めて2人がユニットを組んだ思い出深い楽曲の披露となった。

 歌唱後、岡田は「ゆみりん(瀧野の愛称)がこの7年間、いろいろな葛藤もありつつ前を向いて足を止めず走ってきたことを知っているので、本当に今日は卒業おめでとう。7年間、STU48でやってきたことがこれからの糧に必ずなると信じて、これからのゆみりんの人生をみんなで応援したいと思います。頑張ってください」と、はなむけの言葉を送った。

 最後の楽曲披露前、瀧野は「私のアイドル人生7年間の最後の曲になります。この曲があったから私は今ここにいます。私にとって思い入れが強く感謝しかない7年間歌い続けてきた曲です」と、感謝を込めて自身の原点でもある「瀬戸内の声」を全メンバーでパフォーマンス。ファンからの盛大なゆみりんコールの中、瀧野は「約7年間本当にありがとうございました。アイドル人生何も後悔ないです!!」と清々しい笑顔で感謝を伝え、STU48としての瀧野由美子の幕を閉じた。

〈瀧野由美子の卒業コメント〉

 約7年間、STU48で活動してきたのですが、1期生としてこのグループに入った時からいつかは卒業する時がくるんだろうなと思っていました。でもそれは、皆さんに認めてもらって卒業コンサートをさせていただけるような存在、卒業シングルがもらえるような存在、グループの中で必要な存在になってからでないと卒業はできないと心に決めていました。

 デビューシングル「暗闇」でセンターを務めさせていただいたことにより、このグループで最初で最後の人になると思い頑張ってきました。私がいい卒業をすることによって、このグループで頑張ったらたくさん報われるんだよっていうことを、自分自身にもファンの方にもメンバーにも感じてほしいなと思って頑張ってきました。

 約7年間諦めたくなったり、足を止めたくなったり、少し走り続けることをやめて歩きたくなることもありましたが、きっと止まった分だけ自分の目標とするところからは遠ざかってしまうのかなと思ってからは卒業まで頑張ってみようかなと思いました。

 私が7年間続けてきたこともそうですが、皆さんが応援してくださったおかげで広島グリーンアリーナで卒業コンサートをさせていただいたり、卒業シングルをいただけたりと、私の7年間の全ての涙が報われたような気がします。

 たくさんつらいことがありましたが、ファンの方もずっと楽しいわけじゃなかったのかな? イベントとかも大変な思いをしてたのかな? ファンの皆さんがいてくれたから私はここまでやってこれたのかなと思います。そして何より、メンバーは私にとって大きな存在で、私の居場所ってここなのかなって思わせてくれる存在でした。この大好きなグループにずっとずっといたい。このグループにいたらきっと幸せなんだろうけど、私はグループとは違う道を選ぶことを決断しました。

 これから大変なこともたくさんあると思いますが、みんなの幸せを願いつつ自分もしっかり頑張りたいと思います。7年間ファンの皆さんに支えてもらってメンバーに手を取ってもらい1歩1歩、歩んできました。本当に皆さんには感謝の気持ちしかないです。

 まだまだ卒業の実感がなくて明日からSTU48というお大きな肩書が外れることによってきっと大変なこととか、自分で一生懸命頑張らなきゃいけないことが増えると思いますが、これからも自分を信じて応援してくれるファンの皆さんを信じながら自分の道に向かってしっかり歩んでいきたいと思います。

 今からは1からいろんなことを学んで自分の夢に少しずつ近づいて行けたらと思います。0からの気持ちで頑張っていきますので、これからも変わらない優しさで包んでくれたらうれしいです。約7年間本当にありがとうございました。