実業家のひろゆき氏と、杉田水脈衆院議員がSNS上でやり合っている。

 杉田氏は過去のアイヌ民族への差別的投稿が、札幌と大阪の法務局で人権侵犯に認定された。岸田文雄首相は27日の参院予算委員会で、この件について聞かれ「議員の発言に一つ一つコメントすることは控える」と回答。

 一方で問題となった投稿については「杉田氏本人が謝罪した上で取り消した」と強調。昨年12月に杉田氏は総務政務官を辞任したが、この経緯についても「自身の判断で、国会審議に迷惑をかけられないということで辞任したと承知している」と述べた。

 これにひろゆき氏は岸田首相と杉田氏の見解に相違があると指摘。27日に自身のX(旧ツイッター)で、岸田首相は「杉田氏本人が謝罪した」と述べ、杉田氏は「アイヌ関係団体への謝罪が嫌だったから辞任した」と主張している点を挙げ「岸田首相と杉田元総務政務官で謝罪したかどうかの事実が矛盾してるけど、嘘つきはどっちなんですか?」と疑問を投げかけた。

 すると、29日に当の杉田氏が返信。「ひろゆきさん、こんばんは。どっちも嘘では無いです。政務官時代に『差別はしていないが、稚拙な表現で傷付いた方がいるのであれば謝罪します』と、国会の場で謝罪しています」と答えた。

 続く投稿では「その上で、アイヌ政策検討市民会議というところが更迭と直接謝罪を求めてきました。その団体が『安倍政治を許さない』『国葬反対』等を主張している団体である為、謝罪したくなかったという事です」と補足した。

 これを受け、ひろゆき氏は再びXを更新し「杉田さんはLGBT発言に関しては、謝罪して撤回した」「アイヌの団体に関しては、謝罪してない」とまとめ、岸田首相が先の参院予算委員会で「杉田氏本人が謝罪した上で取り消した」と語ったことについて「岸田首相の間違いではありませんか?」と問いかけている。

 これに対する杉田氏のアンサーは30日午前時点でまだない。