「2ちゃんねる」元管理人で実業家のひろゆき氏が〝論破された〟と話題になっている。

 発端は25日に公開されたビジネスメディア「ReHacQ―リハック―」の動画。ひろゆき氏は立憲民主党の米山隆一衆院議員と健康保険制度についてクロストークを行った。

 米山氏は、地方の医師不足を解決するために、都道府県ごとの人口に応じて医師を配置することを提言。実現のためには健康保険組合を統合することが必要と述べた。

 一方のひろゆき氏は、すでに〝健康保険組合の統合は実現している〟と主張。「実態として市町村がやらざるを得ないじゃないですか。サービスはいっしょですよね? 金額は一緒ですよね? 国民健康保険って地域によって変わります?」と早口で指摘したが、米山氏は余裕の表情で「地域によって保険料率違うよ。国民健康保険の地域によってできるサービスが違う。金額も変わる」と事実を突きつけた。

 常に理論武装して臨むひろゆき氏としては、事実誤認というありえないミス。一部メディアは「『論破王』ひろゆきが米山隆一に論破され動揺」と報じた。

 しかし、〝論破した〟米山氏はいたって冷静だ。29日にX(旧ツイッター)を更新し「何か誤解していますが、私は『論破』とか本当に興味が無くて、少なくともそれをできる知力のある方は、事実と論理に基づいて正しい発信に努めるべき(何が事実で、何が主張で、何が感情か分けて発信すべき)と思っているだけです」と持論をつづった。
 
 現在、SNS上では〝論破した〟米山氏に対しても、元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏がかみつく事態となっている。

 動画を確認した橋下氏は自身のXで「これは米山氏も間違い」と指摘した上で「国保は平成30年より都道府県も保険者になった。長年課題だったリスクヘッジの広域化。保険料が市町村毎に異なるのは都道府県が提示する標準料率を基に市町村が計算した結果にすぎない」とバッサリ。「こんな国会議員が医療保険制度改革などできるわけない」と批判している。