お笑いコンビ「麒麟」の川島明がパーソナリティーを務めるTOKYO FMのラジオ番組「川島明 そもそもの話」に25日、「タカアンドトシ」のトシがゲスト出演した。
ともに北海道出身のタカアンドトシは、高校3年の時に設立された吉本興業札幌事務所でキャリアをスタート。当時、同事務所が立ち上げた「トミーズのよしもとのもと」というオーディション番組に出演したという。トシは「力試しにオーディション、とりあえず受けてみるかって感じで高校3年生の時に行って」。
それまでネタはつくっていたが、人前で披露することはなかった。ただ、同番組の出場者を決めるネタ見せでは、大爆笑だったという。「プロデューサーとか腹抱えて転げて大笑い。ビックリして。『こんなにウケんの?』。人前でやったことなかったから。そのプロデューサーが『君たち売れる』『もう完璧』」。
そうして番組ではトリを務めた。「会場が女子高生だけなんです。地元札幌の。で、僕らパーとやったらメチャクチャウケんです。ドッカンドッカンウケて」
にもかかわらず、オーディションでは落ちてしまった。同番組では審査員を札幌事務所の所長と大阪の放送作家、そして漫才ブームのころに「太平サブロー・シロー」として大活躍し、現在はタレントとして関西を中心に活動するベテラン芸人・大平サブロー(67)が務めていたが、3人とも不合格にしたという。
「たぶん3人の思惑としては『ウケすぎだから俺くらいちょっと辛口のジャッジをして、ひとこと言ってあげなきゃ、この子たちがな。まぁ今後のこともあるし、カン違いしたらイカン』という。たぶん一人ひとりがそれを思った。全員がそれ思ってたと」
実際この後、サブローが楽屋を訪れて「結果はああなったけど、一番おもろい」「絶対お前らな、このままやってたら、来るから」と声を掛けられたという。
もう30年近く前の話だが、昨年にも営業でサブローと一緒になった際に、なんと「オレ、もうお笑いの終活してんねん。〝今までいろいろイヤなこと言ったかな〟っていう後輩とかスタッフさんに謝って回ってんねん」と告げられた上で、「あの高3の時、あのオーディション番組、ゴメンな、あれ」と謝ってきたという。
これにはトシも恐縮し「いや、その後にいただいた『お前ら、おもろかった』っていう言葉で救われましたんで、全然いいです」と答えたと明かした。













