鬼才サム・ライミ監督の西部劇ロマンス「クイック&デッド」(1995年)のキャスティングをめぐり、まだ新人だったレオナルド・ディカプリオ(49)の起用を映画会社が拒否したため、米女優シャロン・ストーン(65)が自分の出演料を自腹で支払っていたことをディカプリオが米芸能番組「E!ニュース」で明かした。
ディカプリオはストーンに「何度も感謝の言葉を伝えた」という。当時、ディカプリオは後に米アカデミー賞助演男優賞にノミネートされることになる映画「ギルバート・グレイプ」(93年)を撮り終えたばかりの時期で、ストーンはその映画で知的障害を持つ青年を演じたディカプリオに注目したという。
ストーンは自身が主演の「クイック&デッド」では、ディカプリオとラッセル・クロウをキャスティングすることに固執して譲らず、映画会社がディカプリオの出演を拒否しても、出演料も支払う腹積もりはできていたという。
ディカプリオはE!ニュースに、「彼女は『この2人が一緒に仕事をしたい俳優だ』と(映画会社に)話してくれた」と当時を振り返った。「信じられなかった。彼女はほかの俳優たちにチャンスを与えてくれる、まるで映画界の偉大な守護神のような存在で、今でもすごく感謝している」と語った。
「彼女には何度も感謝した。実際に何か贈り物を送ったかどうかは覚えてないけど、とにかく、いくら感謝しても仕切れない」と続けた。
当時、ストーンは92年の世界的ヒット作「氷の微笑」で大ブレークし、出演オファーが相次いでいた。ストーンはのちに、「クイック&デッド」のザ・キッド役に数人の若手俳優がオーディションを受け、「レオナルド・ディカプリオという名前の子がただ1人の合格者だった」と書き記した。
映画会社側は「なぜ無名の俳優を使いたいのか。なぜ(自分のサラリーからほかの俳優のギャラを支払うような)ばかなことをするのか」とストーンに告げたという。











