中国では国民のサッカー熱が高いにもかかわらず、代表強化が一向に進まず、世界に通用するプレーヤーも出現していない。一方で隣国の日本は強豪国の仲間入りを果たし、欧州の最高峰で活躍する選手が次々と出現し、羨望の的に。そのため最近は中国メディアやファンの間で、日中サッカーの比較論が盛んに行われている。

 そうした中、中国紙「圍観体壇」は「一部のプレーヤーが個人的な経験に基づいて、中国と日本のサッカーにおける最も大きな〝差〟について不満を述べた。日本人は全員30分前に到着したが、中国のチームはすでにハーフタイムを終えても、全員がまだ到着していなかった。この〝緩さ〟は深刻だ」と日中のサッカーチームの例を挙げて分析した。日本では普段の社会生活から時間を厳守する姿勢が植え付けられているが、中国では時間にルーズで試合開始後もまだ選手が到着していないケースすらあったという。こうした意識の違いが、実力に表れているというわけだ。

 欧州や南米の強豪国では時間にルーズな国民性の国もあるが、こと試合に臨む際には時間を守るメリハリがある。中国では切り替えが効かない意識の低さが、強化が進まない背景の一因なのかもしれない。