浜松オートのSG「第55回日本選手権オートレース」は4日、準決勝戦を行い、高橋貢(52=伊勢崎)は9Rで2着に入り、優出を決めた。

「後ろの着かなと思ったけど、踏ん張れたのは大きいね」と表情も緩む。序盤、まくって攻める長田稚也に追走して順位を上げ、3周回で2番手に浮上した。「(長田が)行ってくれたおかげで、外の意識を持てた。若い選手に(グリップを)開けていかないと、と刺激をもらった」とSG21冠の実力者が謙虚に振り返った。

 今年はここまでSG優出がなかった。ここでファイナルに進み、年末の川口・スーパースター王座決定戦のトライアル出場のチャンスが出てきた。「それは気にしてないよ。年末ゆっくりできるかなと思ったけど。行ければいいけどね」とニヤリ。それより優出できたことの方が大きいようだ。

「今日(準決も)名前の入ったタオルを掲げて応援してくれた人がいた。そういうファンのためにも頑張ろうと思った」

 応援してくれることに感謝し、期待に応えたい気持ちはいつもある。

 優勝戦も楽しみだ。「若い選手が多いし、その中で頑張っている。しつこいな、このおっさんと思ってもらいたい」。百戦錬磨の意地を見せつける。