綱取りの行方は? 大相撲九州場所(11月12日初日、福岡国際センター)の新番付が30日、発表された。9月の秋場所は大関貴景勝(27=常盤山)が11勝4敗で4度目の優勝を達成。ただ、物足りない成績だったことから九州場所での綱取りには慎重論も少なくない。審判部長の佐渡ヶ嶽親方(元関脇琴ノ若)は「千秋楽まで見てみないと何とも言えない」と明言を避けている。
一方で、横綱審議委員会の山内昌之委員長(東大名誉教授)は「優勝した事実が大事」と星数は問題視しない方針。貴景勝が九州場所で2場所連続優勝を果たしたとしても、横綱昇進を巡って議論が紛糾する可能性もある。平成以降に誕生した横綱11人は、いずれも昇進直前の2場所で合計26勝以上を挙げている。貴景勝が異論なく綱取りを果たすためには、全勝優勝などハイレベルな成績を残す必要がありそうだ。
また、元大関の朝乃山(29=高砂)は東前頭筆頭となり、かねて目標に掲げる三役復帰は〝お預け〟となった。横綱大関を中心とする優勝争いに、どう絡んでいくかにも注目が集まる。












