落語家の桂福團治(83)、笑福亭松喬(62)、笑福亭銀瓶(56)、桂春之輔(45)、女道楽師の内海英華(63)が26日、大阪松竹座で行われた大阪松竹座開場100周年記念公演「松竹特選落語会 これはめでたい上方落語の看板・周年・襲名揃い踏み」(11月25日)の取材会に出席した。
同公演は、上方落語協会最古参のはなし家である福團治、芸歴45周年の内海、芸歴40周年の松喬、芸歴35周年の銀瓶、そして今年5月に師匠の名前を襲名した二代目桂春之輔のいま最も旬でおめでたい5人が道頓堀そして大阪松竹座の思い出などを披露する。
この日、誕生日を迎え、63年の芸歴を振り返った福團治は「今は人情噺をやっておりますが、それになるまで破天荒なことをやって」と切り出した。そして「声を失って、聴覚芸である落語を視覚芸に変えた」とし、手話を覚えて落語を手話で行ったと説明した。意外な効果が出たそうで「障がい者たちが志して」と回想し、続いて「災い転じて吉となる」と笑った。
紅一点の内海は「松竹芸能がここの地下に事務所がありまして、ごあいさつに来たのが、一番始めに松竹座に足を踏み入れた。45年前でございます」と懐かしみ、続けて「松竹の歴史の中に私も刻んでいただけたのかなという気がいたしまして当日、頑張ろうと思います」と意気込みを語った。
オリックスファンだという松喬は「球児があこがれている甲子園でできるという気分でおります」とし、さらに「精いっぱいやれることをやって後輩たちに残していければ」と語った。
笑福亭鶴瓶に弟子入りした時は落語を知らなかったと明かした銀瓶は「松竹座の100周年。節目の年に自分が松竹座の舞台で落語をすることになるとは夢にも思いませんでした」と話し、最後に「持ち時間22分を全力でしゃべりたい」と話し記者を笑わせた。
松竹座の舞台に3度立った事がある春之輔は「(落語を2回行い、桂)春團治師匠の公演で一門で踊らせていただいたことがありまして、みんなで小坊主の格好をして、私は花道で…」と話し、さらに「花道で踊ったはなし家はそんなにいないと思います」と胸を張った。
最後に「今年は襲名させていただいたのでトリ(出番が最後)でやらせていただくことが多いのですが、今回は口上がありますが、トップバッター」と話し、さらに「銀瓶兄さんが22分なので、私はそれ以下の18分で収まるように元気良くやらせていただきたい」と話した。












