ヴァン・ヘイレンの初代ボーカリスト、デイヴィッド・リー・ロスが2025年に、自身が保有していた楽曲の音楽出版権と著作権を多額の金額で売却して「金持ち」になっていたことを明かした。米音楽サイト「ヘヴィ・コンシークエンス」が23日、報じた。

 デイヴィッドは米カリフォルニア州インディオで開催された音楽&アート・フェスティバル「コーチェラ2026」(10日~19日)の最初の週末にサプライズ出演し、テディ・スイムズと共にヴァン・ヘイレンの代表曲「ジャンプ」を歌った。

 デイヴィッドはその直後にYouTubeに投稿されたAP通信のビデオインタビューで「8か月前に音楽出版事業を売却したんだ。人生で初めて金持ちになった! 2枚のコインをこすり合わせて少しばかりの利息を生むことができる。いや、本当なんだ!」と答えている。

 デイヴィッドは自身の出版カタログの売却で受け取った正確な金額を明らかにしていないが、数千万ドル(約数百億円)に達する可能性が高いと見られる。最近の同様の売却では〝ザ・ボス〟ことブルース・スプリングスティーンが5億ドル(約794億円)、ボブ・ディランが3億ドル、元ポリスのスティングが3億ドル(いずれも約478億円)の大金を得ている。

 デイヴィッドは、バンド在籍時のヴァン・ヘイレンの楽曲はすべて自分と2020年に亡くなった故エディ・ヴァン・ヘイレンさんが共作したことを強調した。「エディと僕が全曲を書いたんだ。僕が歌う曲は全て僕が書いた。歌う音符一つ一つ、歌詞、タイトル、ハーモニーの重ね合わせ、それが僕の仕事だった。君が歌っている曲は、ロスが歌っているんだ」と希代の名ギタリストでかつての相棒に敬意を表した。

 デイヴィッドは先日、ヴァン・ヘイレンの代表曲をほぼすべて演奏する北米ソロツアーを開始しており、ツアーは6月20日のミルウォーキー公演まで続く予定だ。