神童の「伸びしろ」は――。〝非モテ界の星〟ことYA―MAN(27)が戦友・那須川天心(25=帝拳)のボクシング転向2戦を分析。自らプロデュースするオープンフィンガーグローブ(OFG)着用のキックイベント「FIGHT CLUB」の旗揚げ戦(11月19日、会場非公表)を控え、格闘技界を盛り上げるべく〝共闘〟を呼びかけた。

「FIGHT CLUB」は、全試合OFG着用のキックルールで行われる。自身もメインに出場予定のYA―MANは「ABEMA PPV」で中継されることも19日の会見で発表し、「キックボクシングって、普通のグローブよりOFGの方が面白いと思うんですよ」と力説した。

 さらに、かつて「TARGET」の同門として練習をともにした〝神童〟那須川に「見に来てほしい。『これからのキックボクシング界は俺が盛り上げていくから安心しろよ』という意味合いで。最前列を用意しますよ」と呼びかけた。プロデビューのきっかけが神童の存在だったといい、ボクシング転向で戦いのリングが変わった今でもその背中を追いかける。

 そんな那須川のボクシング戦について「競技の違いはあると思うけど、デビュー戦から前回の試合までの成長の速度がすごいなと思って…」と4月の与那覇勇気戦の後、9月のルイス・グスマン(メキシコ)戦で見せた成長に舌を巻く。神童とは2戦目後に会話をかわしたそうで「まだキックの距離が抜けないらしいんですよ。『詰めた時にヒザが出そうになる。それを抑えてパンチの攻撃に移るから1テンポ遅れちゃう』って言ってましたね」と明かした。

 那須川は幼少期から長年にわたり空手、キックとともに歩んできた。YA―MANは「それ(キックの距離)が抜けるのはもう少しかかるのかなとは思いますね」と指摘。ただし、その分だけ伸びしろがあるとあって、期待度は高い。「KOしてほしかったですね。この前の試合は試合中に拳をケガしたみたいだから、その影響もあったのかなって思いますけど。でも、そろそろKOが見たいですね」と語った。

 異なる道を進むことになった盟友と「一緒に格闘技界を盛り上げていきたいです」と拳を握ったYA―MAN。那須川の去ったキック界を自らけん引するつもりだ。