故ジャニー喜多川氏による性加害問題で、2002年にNHK局内のトイレで当時高校生だった30代男性が被害に遭ったと証言したことが9日放送の同局報道番組「ニュース7」で報じられ、波紋を呼んでいる。
男性によれば、ジャニーズJr.が出演する音楽番組「ザ少年倶楽部」のダンス練習に参加し、その休憩時間に個室トイレに連れて行かれ、被害に遭ったという。芸能関係者は「ザ――」について「問題の温床となった可能性のある番組をこれ以上、NHKも存続させる判断はできないでしょう」と言い、存続は厳しい。
一方で大みそか放送の「第74回紅白歌合戦」のジャニーズ勢は出場者ゼロが必至かと思いきや、ギリギリのところで可能性が残されているとの声も根強い。
NHKは9月27日の定例会見で、被害者への補償などが着実に実施されていることが確認されるまで、ジャニーズタレントの「紅白」出場はゼロと表明。ジャニーズは17日付けで「SMILE―UP.」に社名変更し、11月から補償を開始するとしている。
「その進ちょく次第でゼロではなくなる。『紅白』には視聴者が見たいと思うアーティストを出場させる大義名分があります。これが、NHKが言う『世論の支持』です。ジャニーズタレントを見たいとの声を拾っていくのも『紅白』の役割と番組サイドは考えています」(芸能プロ関係者)
ジャニーズ勢で出場できるとすればやはり、「Snow Man」「SixTONES」の2組だろう。
NHKにとって「紅白」の低視聴率も切実な問題だ。21年の第72回が34・3%、22年の第73回が35・3%でそれぞれワースト1、2位と苦しんでいる。
「ジャニーズ勢がゼロであれば、30%を割るのは必至と言われています」(同)
ジャニーズが2日の会見をめぐってNHKは4日、「NGリスト」があったと報じ、9日には局内トイレでの性加害を伝えた。これらの報道でジャニーズと緊張関係になったとされるNHKは、「紅白」についてどう判断するか。












