NHKは6日、大みそか放送の「第74回紅白歌合戦」司会をタレントの有吉弘行(49)、女優の橋本環奈(24)、浜辺美波(23)らが務めると発表した。有吉と浜辺は初、橋本は2年連続。

「紅白」の司会と言えば、ジャニーズ事務所のタレントが2006年から14年連続で白組などの司会を担当し、昨年は「嵐」櫻井翔が務めた。だが、故ジャニー喜多川氏の性加害問題でNHKは9月、ジャニーズタレントについて「紅白」を含めて番組の新規オファーを見合わせると発表した。今年の司会でジャニーズタレントが外れたのは当然だろう。

 橋本は昨年の司会が好評。浜辺は4月から9月まで放送された朝の連続テレビ小説「らんまん」のヒロインを好演していた。

「紅白」は21年の第72回から「紅組司会」「白組司会」「総合司会」の呼称を「司会」に統一している。

 昨年まで3年連続で司会だった俳優の大泉洋は選ばれなかった。有吉にスイッチしたのはなぜか。テレビ局関係者の話。

「NHKは、大泉さんだとちょっと軽いという判断で外れたそうです。司会での奮闘には感謝しているけど、あのノリではやや締まりに欠けると」

 有吉は6日時点で、NHKと民放キー局(フジテレビ以外)で月曜から日曜まで毎日(金曜は不定期)、ゴールデン・プライムタイムで冠番組を持っている。

「紅白」は近年、視聴率が低迷しており、昨年の第73回は第2部(午後9時)の平均世帯が35・3%でワースト2位。過去最低だった21年の第72回の34・3%から1ポイント増えただけだった。

「有吉さんは各局で冠番組を持ち、テレビ界でのウケは抜群。NHKが開拓したい若年層からも人気が高い。その〝ブランド〟に賭けたようです」

 一方で有吉は毒舌がウリだ。本人は司会の就任について「出演者に関しては、いつも仕事している芸人連中は、あんまり関わりたくないのでTVで見てほしいです」とコメントし、さっそく芸人仲間をイジってみせた。

 生放送での〝不規則発言〟にも注目だ。(視聴率は関東地区、ビデオリサーチ調べ)