AKB48の最新シングル「アイドルなんかじゃなかったら」が話題だ。〝恋するアイドル〟という禁断テーマのラブソング。選抜メンバーの倉野尾成美(22)が新曲への思いを激白! さらに、非公表だった出身市を明かし、地元愛を猛アピールした。

 ――新曲は刺激的なタイトルですね

 倉野尾 タイトル、歌詞を含めて衝撃というか(苦笑い)。アイドルが歌ってもいいのかなと、歌詞の理解や解釈の仕方も難しかったですね。ただ、普通の生活をしてみたいとかあるかもしれないけど、「アイドルになってよかった 卒業する時に言いたい」という歌詞がある。私もそう言いたいと思いましたし、そのくらい本気でアイドルをやっていこう!という強い気持ちを表現していると解釈しています。

 ――シングルでは、コロナ禍で自粛されてきたAKBの代名詞といえる「握手会」が3年9か月ぶりに復活した

 倉野尾 うれしいですね。劇場も声出しOKになって、ファンの方から声援が返ってくるだけで、まったく違うステージになる感覚です。自信や力にもなるので、アイドルとしての自分の存在も肯定できるようになった。ファンに方にすごく支えられているんだなと改めて思います。

 ――倉野尾さんは、AKBメンバーと一般応募者が競い合い、新たなグループの結成を目指すオーディション番組日テレ系番組「OUT OF 48」(毎週木曜深夜)に参加。番組から誕生した「UNLAME(アンレイ厶)」のメンバーとしても活動している

 倉野尾 オーディション番組への参加はすごく悩みました。AKB一筋でやってきたからこそ、他のグループで活動できるか不安もあって…。でも、最後は〝AKBのためになる〟と理解できた部分があったので、挑戦しました。何かを始めないと何も起こらないと思ったのもある。AKBとはコンセプトも違いますし、歌やダンスが好きなので、もっとパフォーマンス力を上げたい気持ちもすごくあるし、自分の引き出しを増やしたい。それに、AKBに興味がなかった人にも「UNLAME」を好きになってもらって、AKBを見てもらえたら理想的だなと思います。

 ――2014年にAKB48チーム8(現在は活動休止)の熊本県代表として加入し、最近ではシングルの選抜常連メンバーとして活躍中だ。地元の家族や友人も喜んでくれているのでは?

 倉野尾 毎回テレビに出たら、すぐにお母さんが感想をくれます。地元の友達も「応援してるよ」「帰ってきたら会おうね」とか毎回言ってくれるのはうれしいですし、九州地方で私をもっと知っていただけるように活動していきたい。特におじいちゃん、おばあちゃんが私を見つけてくれたときがうれしくて。ちょっと長く私が映らないとわからないことが多いけど、最近になって歌番組でカメラに抜かれることが増えて、届いてるのかなと思ってうれしいです(笑い)。

 ――地元の存在は

 倉野尾 めげそうになった時はすぐ帰りたくなりますし、「熊本に帰ります」と常に言ってます(苦笑い)。本当に生まれ育った地なので落ち着きますし、帰ってくるとうれしいし、熊本のことを東京で見るのもうれしい。大好きです。

 ――公表していませんでしたけど、熊本県の荒尾市出身なんですね

 倉野尾 荒尾です! 熊本県全部好きですけど、地元は荒尾なので…観光大使ができたら幸せです! あとはチーム8のときに熊本城ホールでコンサートをしてすごく楽しかったので、もっともっと地元に会いに行く活動をしたいです。

 ――新曲は「アイドルなんかじゃなかったら」ですが、倉野尾さんに聞きたい。AKB48のメンバーになってよかったですか?

 倉野尾 AKB48になって良かったです。ファンの方に出会えただけでもやっぱりそう思います。普通の学生生活を全部ささげて活動してきたからこそ私の青春になってるし、楽しいだけじゃなかったのも良かった。挫折やつらさも含めて、たくさんの感情を知ることができたし、たくさんの仲間も友達もできた。私の選択は間違ってなかったと思います。

 ※後編へ続く

 ☆くらのお・なるみ 2000年11月8日生まれ。熊本県荒尾市出身。14年に各都道府県の代表からなるAKB48「チーム8」の熊本県代表として加入。18年「ジャーバージャ」で初選抜入りし、選抜回数8回。今年9月、オーディション番組「OUT OF 48」からデビューしたグループ「UNLAME」に選ばれる。個人として、今年2月公開の映画「いちばん逢いたいひと」で初主演。11月公開の主演映画「ガールズドライブ」が控える。19年には熊本県南阿蘇村観光PR大使に就任。