作家の室井佑月氏が、2日のジャニーズ事務所の記者会見において一部記者の〝ルール違反〟が批判されている件に言及した。
会見は午後2時~4時の時間制限が設けられ、質問は「1社1問」というルールが決められた。だが実際は複数の質問を浴びせる者、長々と的を射ない質問を繰り返す者が続出。業を煮やした一部記者はマイクを持たずに声を張り上げ、直接壇上の東山紀之新社長、井ノ原快彦に問う場面もあった。
この様子がお茶の間に流れると、ネット上を中心に「ルールは守れよ」「見苦しい」といった批判が続出。なかでもヤリ玉に挙げられたのは、マイクを通さず質問したユーチューブチャンネル「Arc Times」の望月衣塑子記者だった。
室井氏は4日までにX(旧ツイッター)を連続更新。ジャニーズ側が設けたルールを守れという意見に「私はそんなルールは守らなくてもいいと思う。未成年の性加害はもってのほかという当たり前のルールが守られていなかったことの方が問題だし。でも、構造の中の被害者でもあった人に、被害の有無を聞くことや、断定するまでに至っていないのに公の場で性加害者であると決めつけるのも問題であると思う」と持論を展開した。
会見場ではヒートアップする記者から怒号も飛び交い、井ノ原が「落ち着いていきましょう」と制止。これに一部マスコミが拍手した。
室井氏は「あの拍手は確かに変だったし、あそこは『ルールを守りますから、全員の質問を受け付けてくださいよ』と記者側がダックを組む場面だったと思う。思い出すのは、その昔、高市さんの『電波を取り上げる』という脅しがあった時、全メディアが協力し、反発しなかったこと」と違和感。
続けて「というか望月さんが破った会見上のルールより、その他多くの記者さんたちが、ジャニーさんに逆らうな、となんとなくで決めていたメディア業界上のルールがあったのが問題なんだと思うけど」と指摘した。
会見をめぐっては、望月記者のほか、東山や井ノ原への批判も飛び交っている。
室井氏は「前に出てきたヒガシやイノッチをぶん殴りスッキリする、もしくは前に出てきた彼らを以前に習って絶対的に庇うことが目的じゃなく、問題のあった会社や、ざっくりと記者まで含めるメディア業界を変えていこうという話なのだとしたら」と個人攻撃に注意喚起。
その上で「望月さん、もしくはヒガシやイノッチを叩くことで、その問題は解決されないと思うの。多くの人は、性加害や隠蔽社会が憎いと思ってるんだよね。私はそうです」「で、それはヒガシやイノッチや望月さんを、リンチすることじゃない。面白がって対立に加担することでもなく、『そして、どうなりました?』と見続けることだと思う」とつづり、性被害者への救済案を示したジャニーズ事務所を〝定点観察〟していく必要性を説いた。












