2日に行われたジャニーズ事務所の会見を受け「ジャニーズ性加害問題当事者の会」の代表の平本淳也氏が取材に答え、一定の評価をした。

 同事務所は、新たにエージェント会社を設立し、現在の事務所は被害者の補償・救済に専念すると発表。平本氏は「あのジャニーズ事務所が被害者救済会社になるってビックリですよ。誰も予想していないことが起きている。すごいことになってしまった」と率直な感想を語った。

 会見についても「東山(紀之)社長も逃げずに答えていたと思う。補償会社にして、廃業するとまで言ってる。あんなに素直にすべてを認めて謝っているので、まずはそれでいいんじゃないかと思います」と評価した。

 藤島ジュリー景子氏についても「自分は残って救済して、終わったら廃業するという選択をした。『廃業に向かって』って悲しいよね。そういう責任の取り方を選んだのは、この上なきものと思います」。

 ジュリー氏は、この日会見を欠席したが「(会見にジュリー氏が)出たから救済される、出なかったら救済されないというのはない。重要なのは実効性のある救済と補償。救済をされればいいんです。被害者目線と世間の目線は違うので」とあくまで最優先するのは救済とした。

 一方で、この日の会見では救済に関する具体案がなかったという指摘もあるが…。

「具体案を出されても困ります。『(補償額が)いくらですよ』って決められても被害者の思いは、それぞれなんで。死んじゃいたいと言うやつもいれば、僕みたいに平静を装ってるやつもいる。相手は人間ですからね」と被害者に寄り添う姿勢を求めた。

 ジャニーズ事務所が設置した被害者救済委員会には478人から連絡があったことも発表された。平本氏は「それだけの申し出があったということは、大きな評価ができます。ただ、ふるいにかけることがないように配慮していただきたい。まだ怖くて声を上げられない人もいる」と注文も忘れなかった。