ジャニーズ事務所は2日の記者会見で、会社名を今月17日付で「SMILE―UP.(スマイルアップ)」に変更すると発表。被害者救済目的の会社に移行する中で「スマイルアップ」のワードチョイスには批判殺到だが、歓迎する声もある。

 すでに三菱UFJニコスや花王、明治などが「スマイルアップ」を商標登録しており、プリマハムは9月から新商品のハム「スマイルUP!」を発売し、商標を登録申請中だ。ジャンルは違えど性加害からのイメージ脱却で社名変更する「スマイルアップ」が全国区になることは、先行他社にはマイナスイメージにもなりかねない。

 一方で、「よくぞスマイルアップを選んだ」と評価するのは政治団体「渋谷をスマイルにする会」の込山洋代表だ。込山氏は東京都知事選や国政選挙の政見放送で、「10度、20度、30度、スマイル!!」の掛け声でスマイル普及に努めたスマイル党のマック赤坂氏の後継者に当たる。

キレが違う!マック赤坂氏のスマイルポーズ
キレが違う!マック赤坂氏のスマイルポーズ

 込山氏は「ジャニー喜多川氏が行った性加害は人権を逸脱した許されない行為。芸能も政治の世界も上の方は想像を絶するようなドブドブで、あってはならない」と断罪したうえで、「『スマイルアップ』なんて、世間からはふざけるなとたたかれる状況で、あえて『スマイル』というパワーワードを使用することに私はジュリー氏や東山氏の心意気を買いたい」と話す。

 込山氏は日々、道行く人に「スマイル!」と呼びかけ、政治活動に励んでいるとあって、ジュリー氏や東山にこう注文をつけた。

「スマイルは世界最強ですから、お二人には毎日、『10度、20度、30度、スマイル!』と口角を上げ、ポジティブにやってもらいたい。それくらいできないで『スマイルアップ』なんて社名を選んだのならこざかしいし、恥です。被害者救済をやり遂げて、将来的には世の中をまた笑顔で明るくしてもらいたいものです」。込山氏の願いは届くか――。