仰天カードの先に見据えるのは――。格闘技イベント「RIZIN LANDMARK 6」(10月1日、愛知・ドルフィンズアリーナ)に向け、榊原信行CEO(59)が名古屋の格闘技熱について熱弁を振るった。
波紋を呼んだ24日の「RIZIN.44」(さいたまスーパーアリーナ)から中6日で行われる今大会だが、決定済みのカードに〝派手さ〟があるとは言いがたい。榊原CEOも「カード編成に自分自身で納得できていないです」と認める。
それでもチケットの売れ行きは好調で、完売間近だという。その理由を「地元出身の選手が多くて、名古屋の人たちが親近感を覚えやすいというか。『榊原も名古屋出身らしい』とかも含めて興味を持ってくれている方が多いんだと思います」と分析した。
名古屋での盛り上がりを武器に、視野に入れるのがプロ野球・中日の本拠地・バンテリンドーム進出だ。榊原CEOは「(可能性が)ないことはないでしょう。やってはみたいと思いますけどね。みんなの力を集めて、名古屋パワーで」と拳を握る。
PRIDE時代も同会場で興行を開催したことはないが、愛知県出身の榊原CEOにとって特別な場所。RIZIN関係者も「榊原CEOやRIZIN、あるいはPRIDEの節目のタイミングで開催できれば」と後押しする。
24日のリング上では、皇治に名古屋大会への出場を緊急要請。朝倉海を相手にMMAデビュー戦を行うよう口説いたのも、そんな野望があるからだ。
榊原CEOは「今、熱のある名古屋だって1回残念な思いをさせれば、来年は戻って来られないかもしれない。興行は一回一回が勝負で、そのときやれることに死力を尽くすのがプロモーターの鉄則なんです」と力説。皇治への〝公開オファー〟は、その思いからの行動だったとして「名古屋の熱を冷まさずにさらに大きくしたい。(皇治VS海が)賛否を生むのは想定内です。皇治には試練だと思いますが、ぜひ、負ける勇気を持って勝ちに来てほしいと思います」と呼びかけた。
皇治サイドが難色を示すことは明らかだが、まずは交渉の行方を見守りたい。












