歌手の真田ナオキ(33)が20日、埼玉県蕨市の老舗レコード店「ミヤコ」に花束を持って訪店した。

 昭和43年創業のミヤコは、半世紀以上の間、地元に愛され営業を続けてきた。夫婦のあたたかい人柄もあって、連日常連客で賑わい、多くの歌手もここから巣立っていったが、店舗での営業は20日をもって長い歴史に一旦幕を閉じ、今後はネット通販で営業を続ける。

 ミヤコは昔ながらの店頭歌唱キャンペーンが名物で、その第一号歌手は大川栄策。真田は出身が埼玉県さいたま市ということもあり、家族同然のように可愛がってもらい、2020年のレコード大賞最優秀新人賞受賞の時には、誰よりも喜んでくれた。コロナ禍ですぐには報告に行くことができなかったが、8月20日に久しぶりに店頭キャンペーンに行い、感動の再会を果たした。

 閉店の報告を聞いて「ショックだった」という真田は「ここは僕が歌手になった原点のお店、初めてカセットテープを買ったのも、ここでした。歌手を目指し、プロになって初めてキャンペーンで歌わせてもらったのもミヤコでした。社長にもママにも本当にお世話になって感謝の気持ちでいっぱいです。名残惜しい気持ちはありますが、いつか恩返しができるように自分を奮い立たせて歌を精進していこうと思います!」とコメントした。