フリーアナウンサーの森本毅郎が8日、TBSラジオ「森本毅郎 スタンバイ!」に出演。ジャニー喜多川元社長の性加害問題についてジャニーズ事務所が7日に開いた会見で、新社長に就任した東山紀之が「鬼畜の所業」などと激しい言葉でジャニー氏を批判したことに、「真実味が薄れる」とダメ出しした。

 再発防止特別チームの提言によると、ジャニー氏は約半世紀にわたり、少なくとも数百人以上に性加害を行った可能性が指摘されている。ジャニーズ事務所は会見で性加害を認めた上で、東山は「人類史上最も愚かな事件」「父のように感じていた。人生でこれほどの落胆はない」「鬼畜の所業だ。愛情はもうありません」など、激しい言葉でジャニー氏を批判した。

 森本は「気になったのが東山さんの言葉ですね。『今後は人生をかけてこの問題に取り組んでいく覚悟だ』と。ジャニーさんについても『鬼畜の所業だ、今は愛情はない』とかおっしゃったり、『人類史上最も愚かな事件』とか言って非常に極端な言葉を使っていた。決意表明というか、突き放したものの言い方を意識したのかもしれないけど、逆に真実味が薄れてしまうんじゃないかと思いましたね」と指摘。

 その理由について「東山さんは喜多川さんから直接スカウトされて、少年隊のメンバーで一世を風靡した人ですから、人生の恩人でもあるわけでしょ。そういう人が起こした性加害で、相当複雑な中にいるわけでしょ。その複雑さ見えずに、いきなり突き放してしまうっていう。果たしてそういうものなのかなって思わせてしまった」と明かした。

 また社名を変更しないことには、「名前も変えない。これについては批判が強いですよね。性加害をした人の名前がついている事務所をそのまま存続させるという…。果たして普通の感覚として受け入れられるのかなあと。この辺が身内意識が抜けてないんじゃないか」と手厳しかった。