大麻取締法違反の罪に問われた俳優・永山絢斗(けんと)被告(34)の判決公判が1日午後あり、東京地裁は懲役6月、執行猶予3年を言い渡した(求刑懲役6月)。
永山被告は今年6月、東京・目黒区の自宅マンションでの4月の大麻所持容疑で逮捕(のちに不起訴)。その際に部屋を家宅捜索したところ、黒いポーチ入りの〝大麻吸引セット〟が見つかり再逮捕、起訴された。
ポーチの中には、ラップに包まれた乾燥大麻およそ1・287グラム、大麻を砕く喫煙具「グラインダー」、大麻を巻く紙やヘラなどが入っていた。グラインダー内には大麻カスが約0・407グラム残っていて、押収された大麻は計約1・694グラム。
前回公判(先月28日)では、初大麻が中学2年の夏で、二十歳前から継続的に吸い始め、知人の売人とはここ5~6年の付き合いだったことなど、衝撃の大麻歴が明らかに。代理人の弁護士に「大麻が違法だということはどう理解していたのか?」と聞かれ、永山被告が「他の薬物の入り口になってしまうから」と答える場面も。また警察官や弁護士から「(大麻は)体に有毒だ」と諭されたことも明かした。
ただ、世界的にみると大麻解禁の動きは広がっていて、医療での使用を認めている国は約50か国ある。
俳優の伊勢谷友介(47)は3年前、大麻事件の裁判で「人を傷つけるものではない」「お酒で(プレッシャーを)解きほぐすより、翌日に影響が少ない」などと大麻について持論を展開。自宅からは吸引40回分以上の大麻約20・3グラムが押収され、懲役1年、執行猶予3年の判決を受けた。来年3月公開予定の映画への出演が正式発表されていて、まだ執行猶予中だが撮影は今年5月にクランクアップしている。
また、元KAT―TUNの田口淳之介(37)が4年前の大麻事件の際、当時同棲していた女優・小嶺麗奈(43)と自宅で持っていた大麻は約2・296グラム。2人には懲役6月、執行猶予2年の判決が下り、田口は判決の2週間後には音楽活動を再開した。
永山被告は、大麻の所持量が近い田口より、執行猶予が1年長い量刑だったが、田口のような歌手ではなく俳優だと、オファーがなければ仕事できまい。永山被告はユーチューブなど公式SNSもやっていないため、伊勢谷の前例にならえば、復帰作でその姿を拝めるのは執行猶予が明けてからになりそうだ。












