経営権の譲渡に関連して労組が31日にストライキを行い、全館臨時閉館となった西武池袋本店が1日に営業再開。SNSでは「開いていて活気もあるな」という投稿もみられた。
大手百貨店では61年ぶりのストはメディアで大きく報じられ、「セゾン文化」の発信役を担った同店の歴史まで詳しく取り上げたテレビ番組もあったほど。メディア的にはあまり記録に残っていないようだが、かつてはサッカーのスーパースター、アルゼンチンのディエゴ・マラドーナさんもイベントのため来店している。
マラドーナさんが西武池袋本店を訪れたのは1990年春。自身のブランドグッズの販促を兼ねた来日で、同店で開かれた少年サッカー教室に参加した。
この訪日を巡っては、すったもんだがあった。所属のナポリはイタリア・セリエAで優勝争いの真っ最中。加えて6月には母国の2連覇がかかるW杯イタリア大会が始まる。大事な時期に極東まで足を運ぶことに、アルゼンチンのビラルド監督は猛反対したという。この時期、同国は英グラスゴーでスコットランドと親善試合を行っており、マラドーナさんの名前はなかった。
当時、ブラジル代表FWカレッカとのコンビで旋風を巻き起こしたナポリとは、関係が悪化していた。西武でのサッカー教室には当時3歳の長女ダルマちゃんを抱いて現れた。日本への小旅行はビジネスもさることながら、殺伐としたプロサッカーの世界にあって、ちょっとした息抜きになっていたかもしれない…。












