飯塚オートのナイターGI「第66回ダイヤモンドレース」は最終日の29日、12Rで優勝戦が行われ、長田稚也(22=飯塚)がGI初優出初優勝の快挙を達成した。通算では9回目のV。34期ではGI優勝一番乗りとなった。

 10メートルオープン。スタートの良否が大きなポイントになるのは言うまでもないが、内から2番目の〝黒い弾丸〟が好ダッシュを決め、真っ先に1コーナーに進入。あとは後続を全く寄せつけず、文句のつけようのない完勝でGI初Vゴールを駆け抜けた。

 自らの描いたGIVロードをきっちり全うした。初日5着の滑り出しとなると、迷うことなくすぐさま新品クランク投入の大幅整備に着手。マシンの立て直しに成功し、準決勝戦ではスタートも決めて手応えを得る。

「優勝するためにはスタート行くしかない。いい集中ができた」と優勝戦も準決勝を再現する飛び出しを見せた。準決勝後に「前回のオーバルチャンピオンのときよりも落ち着いてレースに臨めると思う」と語っていた通りの堂々たる押し切りだった。

 10月から適用される2023年度後期ランクでS級昇格が決まっているダイヤモンドの原石がしっかりと輝き出した。