俳優の神木隆之介(30)が主演するNHK朝の連続テレビ小説「らんまん」21日放送の第101話の平均視聴率が世帯17・3%、個人9・8%を記録した。これは同作の世帯最高視聴率の17・9%(第55、59、65話)に迫る数字。神木は実在の植物学者をモデルにした男性を演じているが、私生活で植物が〝恋人〟になっているという。

 神木は「日本の植物学の父」と称される牧野富太郎氏をモデルにした槙野万太郎役を好演している。劇中ではこれまで万太郎が木や花、植物に話しかけるシーンがたびたび放送されてきた。

 制作会社関係者は「神木さんは撮影が進むにつれ、私生活でも植物を見ると話しかけるようになっています。最近は仕事から戻ると、観葉植物に一日の報告をしているとか。座長として周囲に『笑顔が一番です』と話して楽しい現場作りを心がけていますが、気遣いの心労もあるよう。オフでは一日中、趣味のゲームをしつつ、植物と話して癒やされることもあるそうです」と語る。

 同作は昨年10月にクランクイン。約10か月に及ぶ長丁場の撮影はまもなくクランクアップとなる。神木は万太郎を演じる中で、本家の牧野氏に匹敵する〝植物愛〟を抱くようになった。

「7月に入ってキャストが一人、また一人とクランクアップして現場に名残惜しさが漂うこともあります。それでも、神木さんは牧野氏が乗り移ったかのごとく万太郎を熱演し続けています」(NHK関係者)

 物語はいよいよ佳境に突入。近年の朝ドラでは「あさが来た」(2015年下期)や「まんぷく」(18年下期)など、実在の人物を描いた作品が平均世帯視聴率で20%を超え、ヒットしてきた。「らんまん」も今後、さらなる数字の伸びが期待できそうだ。(視聴率は関東地区、ビデオリサーチ調べ)