富山競輪のGⅢ「開設72周年記念 瑞峰立山賞争奪戦」が3日、開幕した。初日メインの特選12Rは真杉匠(24=栃木)の大まくりが決まって好発進を切った。また、一次予選5Rは松岡辰泰(26=熊本)がまくって勝利。観客のハートをグッとつかむ激走を見せた。
中団外並走から最終ホームで一気に仕掛けると、五日市誠(39=青森)の度重なるけん制を乗り越えまくり切った。初日から観客を沸かせる大立ち回りに本人は「磯島(成介、24=青森)君が突っ張る気満々だったんで(中団外並走で)ためて、もう一回行きました。なんとか3角を乗り越えられて良かった」としてやったりだ。
7月函館GⅡサマーナイトフェスティバルから替えたという自転車にも手応えをつかみ、今は上位で戦える状態にある。「ずっと踏める感じ。これからキレも出てこれば」と2日目以降の戦いを見据える。
松岡は嘉永泰斗(25)や松本秀之介(23)、伊藤旭(23)ら躍進際立つ熊本若手軍団の一角を担い、今後の特別戦線での活躍が期待される存在だが「嘉永は別格というか…何でもできるし、みんながあのレベルになればさらに熊本は伸びるはず」。仲間から刺激を受けながら、熊本全体の底上げにも目をやる。
「僕は(中本)匠栄(36)さんのように縁の下の力持ちじゃないですけど、静かにこっそりやっていきますよ(笑い)」と自身は〝中堅キャラ〟を装いつつ、個性豊かな若手のまとめ役として機能していくつもりだ。
二次予選12Rは郡司浩平(32=神奈川)、中嶋宣成(33=長野)が相手の三分戦。久米良(35)と青井賢治(47)の徳島勢を背にまずは準決進出を目指す。












